立ちガードとしゃがみガードの違い

必殺技をガードしたとき、立ちガードのほうがしゃがみガードよりも硬化時間が10フレーム（60分の10秒）短い。つまり立ちガードできる必殺技は立ちガードしたほうが多くの場合お得です。

とくに羅刹リムルルのルプシ トゥム（しゃがみ）などは見た目に反して下段技ではなく立ちガード可能なので、立ちガードできると全然違います。

振り向き動作と背面起き攻め

ジャンプは原則あらゆる状況下で最速で行えますが、起き上がり（など）に背後に回られている場合は1フレーム（60分の1秒）の振り向き動作が挟まるためそれが終わるまで跳べなくなります。この1フレームはガード可能ですが跳べないため「起き攻めで裏に回って打撃重ね」などとすれば相手にガードを強制でき、上手くやればかなり強力な攻め手になります。ガード不能技やコマンド投げ確定技（連続技のページ参照）などを重ねると良いでしょう。

半地上状態

ジャンプの着地直前の2フレーム（60分の2秒）間は地上と空中の特性を併せ持つ特別な時間。『天草降臨』以降の2Dサムスピで「深当て」が成立するフレームといえば、わかる人にはわかるかも。本作では主に以下のような特徴があります。

• 出る技はジャンプ攻撃。ヒット効果は地上
• 攻撃をくらうと地上くらいに
• ガードすると地上ガードに。ただしガードできるのはスカしジャンプの場合のみで、事前にジャンプ攻撃を出しているとガードできない
• 投げをくらう。着地前なので目ジャンプ不可

本作では「相手のジャンプ攻撃を避けつつコマンド投げ」というシチュエーションがよくありますが、着地直前に仕掛ければ目ジャンプできず確定です。また「相手のジャンプ攻撃を高い打点で食らったから反撃」というときも、地上に引き付ければコマンド投げなどを確定させられます。

コマンド投げには2種類ある

じつは本作のコマンド投げは以下の2タイプに分かれています。

• Aタイプ：つかみ動作中、投げられ判定がなくなる
• Bタイプ：つかみ動作中にも投げられ判定がある

Aタイプ持ちはリムルル、ガルフォード、破沙羅。Bタイプ持ちはナコルル、半蔵、幻十郎。単純にAタイプのほうが打ち勝ちやすいということになります。

同タイプの技を同時に仕掛けた場合は1P側が勝ちます。

食らっても反撃できる（かもしれない）技

技後の隙がきわめて大きい技なら、たとえ食らったとしても隙に反撃が間に合うものがいくつかあります。以下に代表例を紹介。これらの技を深めに食らったら、見逃さずお釣りを返していきましょう。

• 覇王丸：遠距離立ち大斬り
• リムルル：ルプシ トゥム・立ち
• 右京：遠距離しゃがみ大斬り
• 閑丸：昇りジャンプ大斬り・中斬り
• 斬紅郎：遠距離立ち大斬り

とはいえ反撃できるのはある程度近い距離で食らった場合に限られます。先端を食らった場合には間に合わないことが多いので要注意。見極めが肝心です。また、反撃にはなるべく速く遠くまで届く技を使いましょう。

その他、多くの不意打ちは立って食らえば反撃確定。よくあるシチュエーションなので意識しておきたいところ。修羅右京のつばめ六連も画面端で食らった場合はその場起き上がりから発生の速い技で反撃できます。あまり機会がありませんが覚えておくと良いでしょう。

狼ナコルルの仕様・マニアック編

狼乗りナコルルに関する細かい仕様はここに。

• 常時目ジャンプ状態（目ジャンプ不要で常時最速ジャンプ）
• 振り向き動作中ガードできない（くぐられたりすると危険）
• 剣客のオートガードが発動しない（なぜか上下の間違いのみ補正してくれる、回数は減る）

どうする？ 対空

空中ガードがあるためシリーズ伝統の空対空を狙いづらい本作。以下のような対空手段があります。

1. 空中ガード不能技を活用

   キャラごとに使いやすい技を。短い技はくぐってから当てるとよいです。

2. ジャンプをくぐって攻撃

   歩きやダッシュでくぐる。ダッシュ攻撃は勝手に振り向いて出てくれます。

3. 避けて着地を狙う

   コマンド投げや、発生が速く密着で当たる技（小足など）から攻めてターン交代。

4. それでも空対空を狙う

   ジャンプ攻撃を出してくることが読めているなら、つまりその時間は空中ガードをしないということ。空対空だって狙えます。

どうする？ 避け

避け、強いですよね。主な対処法としては以下2つの方向性で。

1. 避けが使えない時間を狙う

   避けを一度使うと9フレーム間は再使用できない。そこを攻める。キャンセル通常技については次の項目のとおり。

2. キャンセルで出す技を狙う

   避けキャンセル通常技が読めているならそこを攻める。キャンセルしない場合は前の項目のとおり。

見てのとおり1番目と2番目は表裏の関係になっています。相手のクセや現在与えているプレッシャー、試合展開などを加味して読んだり、誘ったりとチャンスに変えていきます。難しい！

リーチの長い技や飛び道具なら間合い外から重ねていけるので、幾分仕掛けやすいはず。がんばろう！