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止水 in 雨峠 。◇゚

シリーズ第三作、サムライスピリッツ斬紅郎無双剣の主人公。幼少時の記憶を喪った少年剣士。彼にあるのは一面の血の雨と、夢幻の技を振るう「鬼」の記憶のみである。

一通りの技が揃い、直線的な剣技を扱うスタンダードなキャラクター。小柄なためスピードもあるので扱いやすく、初心者にもオススメ。

それだけでなく、傘を使った空中での多彩な動きや、ボタンをひとつ犠牲にすることで強化される超強力な突進技など、上級者のやり込みにも耐え得る特殊な必殺技も数多く持つ。奥の深い、長くつきあえるキャラクターでもあるのだ。

必殺技コマンド表

緋刀流 霧雨刃 : 236+斬
緋刀流 梅雨円殺陣 : 623+斬
緋刀流 五月雨斬り : 214+斬
緋刀流 氷雨返し : 236+C
緋刀流 真・雨流れ狂落斬 : 任意のボタンを押し続けて離す
(溜め時間に応じて5段階に強化。溜め中のボタンの変更可。)
緋刀流 時雨 : 空中で2+C
緋刀流 小雨 : 空中で8+斬(レバー下要素で解除)
緋刀流 雷雨 : 小雨中にA+B

(武器飛ばし技)
緋刀流禁じ手 暴雨狂風斬 : 怒り中に236+CD(共通コマンド)
(絶命奥義)
鬼の記憶 無限砲 : 条件を満たして214+CD(共通コマンド)

動きの基本

比較的リーチの長い通常技と、脚の速さを併せ持った閑丸。ジリジリ闘うのも良いが、時折、スピードを活かしてちょこまかと動き回って変化をつけていこう。

中間距離で役に立つのは遠A。リーチが長く牽制に適当。遠Bでリズムを変えても良い。一発狙いで、リーチが長く、下段のしゃがみABを差し込んでいく。時折、霧雨刃をその場から、バックステップから、後転から、と動き回りつつバラ撒いていこう。

これで物足りなければ、垂直ジャンプからジャンプAB、Aを牽制っぽく使ってみるのも良い。のちのち、傘を使った戦法を覚えたときに役に立つだろう。

基本はのらりくらり。こちらから攻めるならジャンプAB、ダッシュCを見せつつダッシュ投げ狙い。ガードされると隙が大きいが、連続技を狙えるダッシュBをたまに混ぜてみるのも悪くない。

接近戦でもみ合いそうになったら2Aや2Cも使いつつ、投げて仕切りなおしたい。やはり連続技狙いで近Bを混ぜるのもあり。遠距離では背後の壁で三角跳びをしつつ、低空のJABで攻めるのも面白い。

基本の立ち回りは以上。まずはこれを覚えたい。ハッキリ言って物足りないはず。そうなったら、傘と狂落を使った戦法の出番だ。

まずは傘から。

傘初級編は通常ジャンプから小雨を使っていく動きだ。跳び込むと見せかけて小雨、垂直ジャンプから小雨で様子見、とジャンプの滞空時間に変化をつけていく。閑丸側はいつでも解除してジャンプ攻撃を出して再び攻めていくことができるので、相手は落とそうにも落とせない、という状況になる。すぐ解除やしばらく待って解除、小雨すら出さずそのまま跳び込み、を使い分けて相手を翻弄していこう。

閑丸のジャンプBはめくり性能があるので相手の頭上で小雨→解除してJB、が有効だ。雷雨はガードされると隙が大きいので、始めのうちはトドメの削りに使って技に慣れよう。

傘上級編はバックステップからの小雨。バックステップ中に小雨を出すことで、相手の近く、かつ低空で急停止できる。これだけではただの隙だが、これをすぐさま解除するとどうなるか?相手の近く、かつ低空で突然通常ジャンプ状態になれるということだ。これを利用し、バクステ小雨→即解除→即ジャンプAとすると高速中段攻撃ができるのだ。

コレを使って相手をゆさぶっていく動きを混ぜていくと近距離戦や起き攻めの幅が広がるだろう。ちなみに、ここでのジャンプAは、Aボタンのみで出すと再度傘を開いてしまうことが多い。B+CもしくはA+C、とすると小雨の暴発を防ぎ確実に小斬りが出せるので有効だ。つまり実際のコマンドは最初の傘を開いたら一瞬空けて2+AC(BC)、となる。

小雨からの斬りを意識させたら、斬りを出さずに着地して、下段の2AB、6Cやダッシュ投げに派生していくのもいい。バクチになるが雷雨も有効だ。

そして閑丸最大の武器ともいえるのが狂落斬。

何かひとつ以上のボタンを押し続けることでチャージし、溜めれば溜めるほど高性能になっていく(五段階)。強化されるのは威力、発生速度、そして無敵時間で、上位の狂落斬では相手の攻撃をほぼ無効化しつつ大ダメージを与えることができるだろう。

威力は剣気に依存するが、怒り爆発から五段を決めれば即死もある。そうでなくとも狂落の威力は大きく試合を左右するため、溜めているだけで相手に与えるプレッシャーは絶大だ。今まで紹介した立ち回りの中で、狂落の使いどころ、狂落があった場合の相手の心理、を各自考えてみてほしい。

しかし当然、ボタンをつねにひとつ犠牲にするため使いこなすのは難しい。狂落を溜め、適切にボタンを切り替えながら普通の立ち回りをするだけでもかなりの困難があるだろう。指をつらせながら練習しまくるしかない。

最後に「スタート狂落」の説明を。スタート狂落とは、狂楽をボタン離しではなく、スタートボタンを押すことでも発動できる、ということだ。そしてその場合、溜めているボタンを押し続けていれば、狂落がガード・空振りだった場合、溜めてあった段数が下がらず、ふたたび次のチャンスを狙えるというバグ技だ。

この技を使う、使わないは個人の自由。あるものを使うことで咎められる必要はない。しかしそもそも狂落はガードされれば反撃を受けるため、必中させることが究極的には重要となる。安易な狂落連発は自分の成長を妨げるかもしれない。

スタートボタンの位置は筐体によって違うため、スタートに頼っていると筐体によって強さが変わることにもなってしまう。さらに言えば、右手で狂落を溜めているのだから、スタートは左手で押すだろう。スタートに手を伸ばしている間に立ち回りがおろそかに、ということも充分ありうる。普通にボタン離しで出したほうが速いのだ。

しかし保険としてのスタート狂落はやはり魅力だし、連続技や反撃など、ヒットが確定していて入力タイミングが重要な場合、ボタン連打で出せるスタート狂落のほうが確実に出せて便利だ。スタート狂落を使う、使わないはケースバイケース、そして行き着くところは個人の主義、主張、信念、趣味……に落ち着くだろう。

ちなみに、スタート狂落の存在のため、閑丸は狂落を溜めていると武器捨て挑発、および自決ができない。狂落使用のささやかなデメリットだ。

基本連続技

(画面端)突き飛ばし→小追い討ち

基本。画面端の相手を前に投げたら、崩し斬りから追い討ち確定。

3C、ダッシュC→大追い討ち

ダッシュCは踏み込みから役立つ技。大追い討ち、もしくは小追い討ちで追加ダメージを。ちなみに閑丸の大追い討ちは動作が大きいが、必殺技キャンセルが可能。攻めに来た相手を円殺で迎撃……できるかも。

霧雨刃→大追い討ち

霧雨がヒットしたら大追い討ちにいける。ちなみに余談だが、霧雨を投げている間閑丸本体は素手状態。相手が不用意に攻撃してきたら白羽取りが狙える。

近B、6C、ダッシュBなど→各種必殺技

円殺刃や狂落が基本。武器飛ばしもOK。端で円殺を当てたら小追い討ちもセットで。

近AB→いろいろ

近ABヒット後はこちらが有利。さらに連続技につなぐことができる。基本かつ強力なのはダッシュBへのつなぎ。もちろんキャンセル必殺技にいける。安定するなら直接円殺陣に行っても良い。近ABが背後ヒットなら遠AB→小追い討ちというのもある。

ジャンプAB深当て→いろいろ

ジャンプABを着地スレスレで当てるとのけぞりが長くなる。そのまま連続技へ。

AorB五月雨斬り→大追い討ち

一応入るよ、という連続技。目押しはシビア。